1日だって気楽には眠れなかった君へ
1日だって気楽には眠れなかった君へ
今気楽に眠ることができてる?
長く暗いトンネルを歩いているみたいに
たくさんの寒く暗い長い夜を超えて
その道の途中何度も苦しんで
迷って立ち止まって
それでも必死に歩いた君
水面下に隠した思いを知ることができない私はまるで水面に浮かぶ浮き輪みたいだ。
君の奥深くまではまだ辿り着けないみたいだ。
光になりたい君の思いは知ってたよ
君が思った以上に少なくとも私にとっては
君が私の光なんだよ
君の光のおかげで1人じゃ何一つ気づけなかったこんなに鮮やかな色彩に。やけに優しいこの世界に。
君の笑顔に隠されたブルーとグレー。
"大丈夫なんて言わないで。平気じゃないんだから"と言ったあの人の"大丈夫"は、どんなに切なく重く苦しいものかと思いを馳せたあの日、君もあの人と同じ気持ちだったんだね
君が笑えるようになったとき、私は君の近くにいれるのかな隣じゃなくていいからせめて近くにだけは…
隣にはどうか君が光となってそれを身につけてくれるような人を選んでね、
隣が何となく寂しくて、君がこの人からは離れられないと思うような
そんな人を見つけた時は
絶対に離しちゃだめだよ
愛という理由でお互いを諦めないで、
胸が張り裂けそうな苦しい思いをしたくないとしても。
約束。
君が選ぶ曲は、君が少しだけ垣間見せる深海は
私が想像したより遥かに深く重たい。
耳を澄ませるたびに、音符のある文学を解読するたびに、君の水面を見るのと相反して、ずっしりと私の心に何かが重くのしかかるのがわかる。
君の思いにやるせなさともどかしさを感じるけど
それでも君の思いに寄り添うなら、
私が君を幸せにしてあげられたらいいんだけど
それよりももっと、
せめて私がしてあげられることは
君の窓辺に蛍の光を灯すことくらいかもしれない。
1日だって気楽には眠れなかった君へ
今夜、君の窓辺に蛍の光を送ります。
"愛している"ということです。
おわり。
𓍲playlist𓂃 𓈒𓏸