大きな夢をひとつ、持っていようよ
このブログを見ているあなたは今、やりたいことはありますか?また、そのやりたいことができているだろうか。
今回のブログは、読書感想文となっている。普段本をまっったく読まない私だったが、防弾に芸術の素晴らしさという贈り物をもらってから、芸術に触れようと必死にもがいている。(笑)
今回読んだ本は、
私は私のままで生きることにした
キム・スヒョン(著) 吉川 南 (訳)
である。
この本は、防弾少年団のジョングクが読んだことで話題になった。たまたまCDショップでCDを見ていたら近くに並べてあったので手に取ってみた。
この本から私が感じたことを書いてみようと思う。
この本は、著者によると 今を生きる人々へ労りと応援の1冊となっているようだ。そして、私がこの本を読み終えて思うことは、この本は韓国というひとつの国が作り出す社会が与える影響によって悩みや不安を抱え、自分を責めてしまっているような人々に自分を愛することでもっと自由になれるし、のびのびと人生を送ることができるということを伝えているのかなと思った。
- "大人"とは…?
そんな著書に"大人"というワードがいくつか出てくる。そして、その"大人"についての著者の考えを読んでいて、引っかかることがあった。
子供の頃に抱いていた理想を手放すと、
そのときから大人の思春期が始まる。
大人の思春期は、自分の平凡さを認めて、
そのなかで自分の人生を満たすことが出来た時に終わりを迎える。
著者は、普通であれば十分に幸せで、誰かから認められるためになにか大きなことを成し遂げたりする必要はないと考えている。
この考えが私はなんとなく、腑に落ちなかった。普通が幸せで、誰かに認めてもらうために頑張る人生になんの価値もないことなんてわかりきっていることなのに。何故だろうか。そこで思い出した言葉がある。
大人が嫌い。何だろう、少しずつ現実を知って安定した生活の為にいつの間にか夢を見ることを忘れてしまうイメージがあって。だから僕は自分が大人だと思わない。僕も年齢だけ見れば大人だけどそうであってもずっと夢を追いかける少年のような大人でいたい。ジミンも少年のような無邪気さで、叶えることの難しいほどの大きな夢を普通に持っている大人になればいい。
―SUGA― 2014年 9月 韓流ぴあ
シュガさんが、ジミンちゃんが20歳になったお祝いに送った言葉だ。シュガさんは、大人でも大きな夢を持つことが大切だと考えていて、いくつになっても夢に向かってがむしゃらに生きていたいと考えている。
たくさんの人がいるのだから、それぞれが違う意見を持っていてあたりまえである。それを踏まえて、私の考えを言うと、私はシュガさんの考え方が好きだと思った。これを読んでいる人はどちらの考えに近いだろうか。著者の考えもわかる。シュガさんのように大きな夢を叶える人は限られた人たちであることが悲しいが現実である。だからこそ、平凡さを受け入れてそのなかで自分なりに生きていくことは大事だ。私もそう思う。しかし、これだけ自分を愛すること、認めることが大事である世の中で、自分の平凡さを認めると一言で言ってしまうのはなんだか寂しいなと私は思った。
自分を愛して、自分を信じることが出来ればシュガさんの言うように、いくつになっても夢を持ち夢に向かって行けるような気がするのは私だけだろうか…夢は叶わないかもしれない、夢を叶える途中で挫折してしまうかもしれない。立ち止まったり、諦めることもあるだろう。そんな時自分を認めることができるのであれば、自分を初めから平凡だということを忘れて大きな夢を追いかけてみてもいいのではないかと思うのだ。
著者は、いろいろな経験を経てこの結果に辿り着いているのだからそれも正しいと思う。しかし、私は最近自分の本当にやりたいこと、好きなことについて考える機会ができたため、大きな夢を持ってみようかと思う。そして、最後まで諦めずにもがいてみようと思うのだ。そして行き着く先で、著者の言うように平凡さを認めて自分の人生を満たすことが出来たらいいなと思う。
2.ジョングクと著書
私はこの著書をジョングクが読んだことがきっかけで読むことになった訳だが、ジョングクはこの著書を読んでどのように思ったのかと思いを馳せる。まず、この著書は本を普段読まない人にも読みやすい本になっていると思う。横書きでイラストもたくさんあり、ジョングクがこの本を手に取った理由が何となくわかった気がした。(多分ジョングクも普段本を読まない)(笑)
ジョングクの手と足とこの本( ˆᴗˆ )
ジョングクを応援している身として、彼に起こったことで私自身もいろいろ考えることがあった。そのようなことを踏まえてこの本を読んでいると、ジョングクに響いたのではないかと思う言葉がたくさん散りばめられていたし、一部のファンからひどい扱いを受けても、変わらずファンに笑顔や歌とダンスを届けてくれたことから、プロだなぁと思いつつ、この本が彼にとって良いものとなったのかもしれないなと思うと心がほっと温まった。(わからないけど)
と、なんともタイトルにあった内容は、1までだったように思うが、無理やりそっちに持っていくと、私がどこの誰で、どんなことをして、どのような人間なのかそんなことよりも、私が経験したからこそ言えること、それは、なにかやりたいことや夢が見つかった時、諦めないで突き進んでみてほしいということである!夢が叶うまでの道のりは険しいものかもしれない。でも以外にあっさり叶うものかもしれない。人生は何が起こるかわからないと言うように、どんなことも起こりうる!そして、何より夢が叶った時の幸福感や達成感はきっと他のものにも替えられない素晴らしいものだから絶対にこの人生で味わうべきだ。
やりたいことや夢が見つからない人も多いと思う。そんなひともこの本を読むと著者からのヒントが書かれている。きっと参考になるはずだ。
人生のテーマは、ある意味夢を叶えることなんじゃないかな。と私は思っている。
大人なのにとか、上手くいくのかとか、他の人がどう思うかなとか…
そう思うのは本当にわかる。私もそう思うと思うから。しかし、この著者が言いたいように、防弾が言いたいように、私が言いたいように、自分自身のために夢を叶えるということを忘れずに、自分を愛して、許して、認めて一緒に大きな夢をひとつ、持っていようよ。
夢を持つことは簡単じゃない世の中になってしまった。大きな夢を持てば人は、そんなもの叶うはずがないという。
でも、私は私のままで生きることにすれば
つまり、自分を愛することができれば、許し、認めることができれば、きっとその夢は輝いて自分の中の大切な星座の一部になるんだろう。
自分の可能性を大切に!みんな価値ある人間でなんでもできる力を持っているはずだから。
大きな夢を持っているあなたを、私は本当に素敵だと思う!
大きな夢をひとつ、持っていようよ
おわり。