もはや、芸術だ。

안녕하세요( ˆᴗˆ )

書き出しに何を書けばいいかわからず

とりあえずアニョハセヨと言ってみた。

これを読んでいるあなたには、"好きな物・こと"は、一体どれくらいあるだろうか？

多くてもいい。少なくてもいい。だか、一つだけ言いたいことがある。その、"好きな物・こと"を追求して答えを探し求め自らの自らなりの答えを導き出すことは、人生の財産となるにちがいないということを！

早速本題に入ると、今からする話は私が"好きな物・こと"についてである。

今読んでいる本の、"あの子は自分のことしか話さない子だった"という一文にぞっとした。私はそういう人間だ。私は普段から自分のことしか話さない。(切実に治したい。)そういう人間だからか、やはりこのことを誰かに話したくて仕方なかった。だけどいつも私ばかり話すから私の友だちたちには申し訳なくて、この場で気が済むまで話すことにした。

私の好きな物…考えたらたくさん出てきすぎたのでまとめると、美味しいもの、かわいいもの(人)、綺麗なもの(人)、落ち着くもの(人)、といったところだろうか。

好きなこと…踊ること、歌うこと、ワクワクすること。

私は好きな物を追求すると人生の財産となるにちがいないと冒頭で言った。しかし、たくさんの私の好きなものことの中でいったい、いくつの好きなものや事を追求することができるだろうか…今の私はまだ、ひとつのことにしか追求出来ないようだ。たったひとつだ。

○【CHOREOGRAPHY】BTS (방탄소년단) ' 봄날(Spring Day)' Dance Practice

https://youtu.be/_AlODdAInRY

私は大好きなばんたんの振り付けの中でダントツでこの曲の振り付けが一番好きだ。なぜかというと、結論から言うと曲の歌詞や世界観がダンスの振り付けでひと目でわかるからだ。これこそ、ダンスの醍醐味だと思った。

봄날は、会いたくても会えない今を"冬"

会えるその日(未来)を"春"としている。

ミディアムバラード、と言った曲調に振りをつけるのは簡単では無いはずだ。お遊び程度(?)趣味程度にしかダンスも振り付けもしたことが無いアマチュアが言っても信憑性はないが、たぶんわかってもらえるだろう。

お互い、別々の日常を過ごしている中でやはりどこかでお互いのことを忘れられていなくて会える日を待ち望んでいる。

そのただ、流れていく日常を表したような振り

(ここだけでなく、たくさん曲中に散りばめられている)

電車に乗っている(?)これもまた、日常。

(この電車のつり革を持っているような単純なポーズが曲の世界観によって色づいていくことを振り付け師の方は計算してこの振りにしたのか…?!)

サビは歌詞、"雪の華が舞い落ちる"を見事に表現した振り付け。

(撮ったらこうなった…ごめんね少年団…)

"会いたい…"とお互いに言い合う(?)パート。

今はまだ冬なので(会いたいけど会えていない)背中合わせ…なんて。これが最後またいい味をだすから見ていて欲しい。(見ていてとは？)

思っている事は一緒なのに、なにかが邪魔をして会えない、自分の過去、物理的な距離、お互いを憎んでいる気持ち…ひとつの壁がふたりの間に。それさえなければふたりは幸せなはずなのに…

5人が縦1列に並び2人で挟む。そして"壁"と認識させるために、ひとりは壁によりかかり、ひとりは壁に手と頭をつけて悩んでいるようなポーズにする。拍手喝采だ。まず、誰が縦1列に並ばせるだけで壁にしよう！と考える…？！その前に1枚の壁とふたりという構造をダンスの振り付けとして盛り込む？！私には無い発想すぎてぐうの音も出ない。

You know it all. Your my best friend.

아침은 다시 올 거야 / また朝は来るのさ

(朝はまた来るさ)

独特な形。なのに芸術的。

この歌詞から推測すればこれは、日が昇ったことを表しているのでは…と思った。その瞬間、振り付け師が伝えたかったことがわかった気がして、紐解けた気がしてたまらなく嬉しかった！気づいて欲しいけど、あえて何も言わないよ、みたいな。わかる人にだけわかってもらえたらいい。と思うその日みたいな。

ばんたんには、このような一見何を表しているのかわからないような不思議な形を作る振り付けが多い。この形もどうしたら思いつくのだろう…！？センスの塊でしかない！！！！

어떤 어둠도 어떤 계절도 (どんな闇もどんな季節も)

영원할 순 없으니까(永遠に続きはしないから)

寒くて冷たくて、会いたくてたまらなかった寂しい冬も終わりが来たこと、永遠には続かないことを教えに来たみたいに、ひとりがひとりのもとへ。センス。神ですか…

보고싶다…(会いたい)と言っていたふたりは

春の日が来たので会うことが出来ました。という本当に一つの作品と言えるこの、봄날のコレオグラフィー。私はこの振り付け師さんになんとこの気持ちを表現したらいいのかわからない。

ばんたんの振り付けは本当に凝っているし、どうしたらその振りが思い浮かぶのかと本気で問いたいくらい独創的というか、芸術的な振り付けが多い。その中でもこの、봄날は1本の映画を見たような気分になった。振り付けでそのような気持ちになったのは初めてだった。

ばんたんは、よくダンスが揃っていてすごい、キレキレですごい、とよく言われているけどダンスが揃っていて、キレキレなグループはこの世にたっっっくさん存在している。

もちろんそれはそうなのだけれど、それは大前提として、私が思う、방탄소년단 BTS 防弾少年団の大きな魅力そして武器として、

楽曲の魅力の100を1000にする、素晴らしい振り付けが1つとしてあると思う。あくまでも1つで魅力や武器はそれだけではないことをここで口酸っぱく言っておく。

この振り付け師さんの高難度な振り付けを踊りこなしているところもばんたんの素晴らしさだ。

私はばんたんの数々の振り付けを見てきて、ダンスというものの魅力の奥深さを思い知らされたように思う。

K-POPにはまってから、韓国のダンスは揃えることが良いとされていることを知った。チームプレー、誰か一人でもズレることましてや手の位置高さが違うだけでも許されないようなシビアな世界だ。

そんな世界をみたことがなかったから気づかなかった。

移動までもがダンスで振り付けでありとても良いアクセントとなること、

人が集まって形を作ったり、それが壊れたその時々の儚さや迫力、

揃ったダンスを目指す分、一人一人が違う動きをした時に出るそれぞれの良さ、メリハリ

曲の世界観や、キーワードとなるものをいくつもの振り付けで表現し見ている者を飽きさせない力

これらが合わさった時ただのダンスではなくく、作品となる。もっとたくさんの人にばんたんのBig Hitの振り付け師さんの振り付けの素晴らしさを知って感じてほしい。

ダンスは、興味が無い人やただかっこいいかわいい、すごいだけで見ていると3分~5分という短い時間はあっという間にすぎる。

だけど、曲の歌詞と世界観とそれを表す振り付けを全部重ねて見た時、溢れる感動が待っていることを私はどうしても伝えたかった。

私の感じとった振付師さんの意図は、正解かもしれないし、不正解かもしれないけれど

作った振り付けに、踊った振り付けに、作った歌詞に、作った曲に、なにかを感じてもらえることはきっと良いことだと思うので、またブログに書くだろうけど、その時は気が向いたら読んでみてほしい。そして動画を見てみてほしい。

今日はここまで！

読んでくれた人に、なにか良い気づきや発見、感動、幸せがありますように！

잘자！( ˆᴗˆ )